京都 宇多野ユースホステル

ユースホステル

■基本情報

住所:
京都市右京区太秦中山町29
最寄り駅:嵐電鳴滝駅徒歩10分
宿泊料金:1泊 3,300円 朝食 600円
 (身障者手帳持参の場合、介助者1名まで半額)
施設規模:41室170名
URL
http://www.yhkyoto.or.jp/utano/index_j.html

■バリアフリー情報
車椅子対応客室  
車椅子対応トイレ 共用
車椅子対応浴室 共用

入口

段差なし

駐車場

無料
宿泊施設紹介
 京都の観光名所・嵐山にある世界ユースホステルランキング1位に選出されたこともある新しいユースホステルです。
 府内にあるYHの中で唯一バリアフリー対応と案内されています。ただし、バリアフリー度が当HPで紹介している
 施設より少々低いので、重度もしくは高位障害の方が一人旅で宿泊する際は、障害の程度と一人旅であることを
 事前に伝えた上で設備等の確認が必要だと思います。介助者と一緒の旅ならば問題ないでしょう。

バリアフリー詳細情報

客 室 右の写真は、トリプルルームのベッドです。客室は個室ではありますが、車椅子対応客室はありません。室内は新しいので清潔感たっぷりですが、ベッドのほかには、ハンガーや机がある程度の設備で、洗面台はありません。洗面は廊下にある共用の洗面所まで移動する必要があります。また、車椅子利用者にとって大きな問題はベッドの高さがとても低いことです。車椅子からの移乗に適した高さ は45cm〜50cmなのですが、このベッドは30cmととても低く、腹筋が利かない障害をもつ方には移乗に介助が必要となると思います。そして、床がとてもすべりやすく移乗に注意が必要です。(2010年宿泊)

個室であるツイン、トリプルが取れなかったため、2段ベッド2つの相部屋である4人部屋に泊まりました。設備はトリプルとほぼ同様ですが、相部屋のため、個々の鍵付きロッカーがベッド横にありました。ベッドの高さはトリプルと同じのため、当日、フロントにお願いし、敷布団を2枚借りました。その時の対応は、とても気持ちいいものでした。宿泊にあたっては、事前にメール等で連絡を取るといいのかもしれません。
(2011年宿泊)

ト イ レ 車椅子で前進、後退そして回転することができる十分な広さ。各フロア(1F、2F)に1ヶ所ずつあり。

風 呂 通常の宿泊客が使用する 大浴場はあるのですが、車椅子利用者が使用するバリアフリー対応ではありません。大浴場とは別にシャワールームがあるようなのですが、 使用できるかについては確認していません。

写真はありません

施設全体 京都を旅するとき、健常者が利用できる宿は山のようにあるのに、車椅子での宿泊に問題がなく、かつ、このHPのコンセプトでもある”安宿”を探そうとするとかなり大変でした。現時点では、洛西ふれあいの里保養研修センターが設備・コスト的にも、ふさわしい宿のようですが、非常にリーズナブルのため、人気が高く、予約が困難であること。やはり、一人旅だし、他の旅人とも交流したいなと思って、宇多野YHを選びました 。上記の説明にもあるように、一人旅での宿泊にはまだまだ設備的に難しいところがありますが、スタッフの対応はとても良いため、障害の状態を伝えた上で、自分で判断することをおすすめします。

2011年12月修正
2010年11月作成

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