道東 ピュアフィールド風曜日

プチホテル

■基本情報

住所:
北海道川上郡弟子屈町弟子屈原野419−64
最寄り駅:JR釧網線摩周駅バス10分
宿泊料金:1泊素泊まり 8,700円(WEB申込み)
施設規模:15室(うちシングル2室、ツイン9室)
URL:http://www.kazeyoubi.net/


■バリアフリー情報
車椅子対応客室 個室・洋室
車椅子対応トイレ 室内
車椅子対応浴室 室内
入口 フラット
駐車場 無料
宿泊施設紹介
 バリアフリー対応の宿泊施設として1999年にオープンした全国的にも先駆者的存在のプチホテル。建設に当たって
 車椅子の方、からだの不自由の方を含め誰でも安心して宿泊できるようユニバーサルデザインで設計されたため、
 館内にバリアは見当たらない。中でも、オープン当初からあるシングルルームは車椅子や障害がある人が一人旅を
 するときのため用に作ったそうで、バリアフリー対応のシングルは全国的にも非常に珍しい。宿近辺には摩周湖、
 屈斜路湖、硫黄山等の観光地も多く道東周遊の際の拠点としても利用できる宿だ。

バリアフリー詳細情報

客 室 シングルルームの室内は 通常のビジネスホテルと比べて、非常に広々としている。プチホテルのため、テレビやエアコンは完備。テーブルも車椅子の高さにあわせて作られている。

ト イ レ 車椅子で前進、後退そして回転することができる十分な広さ。個室なので、長い時間使用しても大丈夫。 ただ、両サイドにてすりがないため、移乗の際、やや不安定になるので、浴室側の壁を利用したりする工夫が必要。

風 呂 トイレの隣にある浴室へ段差はない。浴槽は一般的で、移乗するスペースはないので、重度障害の車椅子利用者には写真のすのこを貸し出してもらえる。チェックインの際、オーナーさんに声をかけるとよい。また、介助者がいる場合には事前に連絡しておくと、部屋とは別にある家族風呂にリフトを用意してもらえるらしい。

施設全体 車椅子北海道旅において、ネット検索するとまずこの風曜日が上位に出てくるほど、老舗の存在。設備面では全く問題がなく、重度の障害を持っていても大丈夫だろう。ネックは宿泊料金と食事だ。ビジネスホテルよりは格上のプチホテルとは言え、1泊シングル素泊まりで8,700円の価格設定は、北海道とは言わず首都圏でもかなり高めである。このため、宿では東京都在住の障害者向けに東京都障害者休養ホーム事業の指定宿に加盟し、対象者には1泊6,480円の宿泊補助が出るシステムとなっている。そのため、宿泊客は北海道内より東京都民の利用が非常に多いとのこと。しかし、逆に言うと、都内の障害者以外には定価のため、なかなかリーズナブルな宿とは言えないのが現状だ。食事については、オープン当初は素泊まりの設定で提供が無かったが、宿泊者からの希望が高まり、2食付きも可能になった。ただ、2食付きにするとシングルでも12,500円になってしまう。これでは近くの川湯温泉なら、相当いいグレードのホテルに泊まれることになる。朝食を食べるお店はなかなか見つからないが、夕食の食事処、レストランは観光地ということもあり、豊富にあるので夕食を済ませてから、摩周湖の夜景を堪能したあとでチェックインという方法もよいのかもしれない。

2014年10月新規作成

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