大阪 国際障害者交流センター |
公共の宿 |
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■基本情報 住所:大阪府堺市南区茶山台1-8-1 最寄り駅:泉北高速鉄道泉ヶ丘駅徒歩1分 宿泊料金:1泊素泊 4,800円 朝食対応可 (上記料金は障害者手帳持参者) 施設規模:35室109人 (和室6室含み全て障害者対応) URL:http://www.big-i.jp/ ■バリアフリー情報
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◇宿泊施設紹介 厚生労働省が「国連・障害者の10年」を記念して建てた国際障害者交流センター内にある宿泊施設。相当お金が ある時に建設されたのか、全館ここまでするかというほど完璧なバリアフリー対応設備を誇る。何と宿泊室35室の全てが 車椅子利用者向けトイレ、浴室の設備がある客室で、うち5室がリフト付きの重度障害者対応である。しかし、最寄りの 駅から徒歩1分と利便性が高いので、ビジネスホテルとして利用する健常者の利用が7割を占めている。 |
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バリアフリー詳細情報 |
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客 室 | 室内は平面にベッドが2台並んだツインルーム。一人利用でも割増料金はかからない。ベッドの高さは車椅子からの移乗に適した高さで、両側に柵を設置したいわゆる介護対応の電動ベッドである。 室内は、一般的なビジネスホテルよりもかなりゆったり設計されており、衣服ハンガーも車椅子用に低いものが設置されている。もちろん、テレビや机もあり、ビジネス利用にも全く問題ない。 |
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ト イ レ | 浴室と共用。車椅子で前進、後退そして回転することができる十分な広さ。個室なので、長い時間使用しても大丈夫。 |
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風 呂 | 室内にある浴室はトイレと共用。浴室部分は、浴槽とシャワー、そして、浴槽へ入るための広めの移乗台が設置されているので、浴槽 につかってのんびりすることも可能だ。また、移乗台の背中側にシャワーが設置されているので、浴槽の利用が難しい人 でも、シャワーで体を洗うことができる。 |
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施設全体 |
宿の立地は大阪府南部のベットタウン泉ヶ丘にある。このため、観光目的での利用より車椅子スポーツの大会や出張等での利用が多いと思います。しかし、和歌山県への旅行の際は、比較的高速道路のICが近くにあるということもあり、意外と利便性は高い。 施設紹介でもふれましたが、障害者はもとより一般のビジネス客や大学、団体等の研修利用も多いため、休前日は満室になることもあるそうです。(上記宿泊料金は障害者向けですが、一般の方でも1泊6,000円と安く、駅1分というのも人気の理由のようです。) もし、満室の場合ですが、実は私が予約をした時も休前日だったため、既に洋室は満室でした。そこで、”車椅子利用者”ですが、と話したところ、一般宿泊者向けには開放していないリフト付きの部屋なら空いていると言われました。上記の写真の部屋がそうですが、ベッドが硬いというデメリットがあるため、一般客には提供していないとのことでした。確かに硬かったので、じょくそうの心配がある方は避けたほうがいいと思いますが、普通の車椅子利用者であればそれほど心配はないと思います。大阪府内の車椅子利用者が問題なく利用できる安宿は、YHだと新大阪YH、公共系だとこことアミティ舞州ぐらいでしょうか。東横インや安めのビジネスホテルでも、バリアフリールームとなると7,000円近くになるので、貴重な宿の一つになります。気になる駐車場も、フロントからエレベーターで直結の地下にあり、車椅子対応駐車場スペースがこれでもかというほど十分にあります。食事はチェックインの際に希望すれば、施設1Fのレストラン(朝食840円)で取ることができます。また、駅まで1分なので、車椅子自走が可能な人は駅の食事処を利用することも可能だと思います。 |